熱化学プロセス研究室HPへようこそ

熱化学プロセス研究室(小林研)では,化学を利用してエネルギーを上手に利用する仕組みを考えます.
この研究室では,熱を中心として,エネルギーを上手に利用する新技術を開発したり,利用する社会システムやプロセスを考えたりしています.このような新しい知恵や技術を,低炭素で自然と共生する,持続的な未来社会づくりにつなげたいと考えています.
私たちの未来を一緒に考えてみませんか?
皆様からの疑問,専門的な質問,ご意見をお待ちしています.

最新の研究情報

世界初!小型化学熱バッテリーデモ機の開発に成功!(2017/7/22)
当研究室では,小型の化学蓄熱デモ機の開発とデモ運転に成功しました.
150℃の低温熱を利用する蓄熱操作と,初期温度から瞬時に40~50℃昇温する放熱操作を,10分間の短時間で可逆的に安定して動作します.その模様は下記の動画にてご覧ください.
また,大学実験室内および各種展示会にてデモ運転を実施しております.
塩化カルシウム(CaCl2)を用いた化学蓄熱.500kJ/L, 640W/L (10分平均)
に到達!(2018/3/5)
当研究室では,化学反応や吸着現象を利用して「熱」を蓄える(蓄熱),「熱」を運ぶ(熱輸送),「熱」の温度を揚げる技術(化学ヒートポンプ)の研究をすすめています.
2015年3月に塩化カルシウム(CaCl2)と水を反応させる化学蓄熱を1000回に及ぶ長期に亘って繰返し蓄放熱を繰返すことが可能な技術の実証に,世界で初めて成功しました.
2015年3月に,蓄放熱温度155℃(蒸発器97℃,凝縮器30℃)の条件で放熱量350kJ/L, 放熱速度600W/L (いずれも開始から10分間の平均)に到達しました.繰返し性能は安定して得られています.
2018年3月現在,放熱量500kJ/L,放熱速度640W/Lまで性能が向上しています.
詳しくは,弊研究室までお問合せください.
吸着現象を用いて,自動車向け温熱蓄熱の基礎実験に成功(2016/9/13)
活性炭とフロン134aを用いて,自動車向けの温熱蓄熱技術の基礎実験に成功しました.
活性炭層にフロンを流通させると,入口温度よりも60℃昇温したフロンを供給することができることを実験的に示しました.この装置を用いると,冷熱も取り出すことができます.
この成果は,平成28年9月13日に開催された,2016年度日本冷凍空調学会年次大会で発表しました.